インバーターR404A
Eコード E00~E10
異常コード | 意味・検知手段 | 要因 | チェック方法及び処置 | ||
Eコード (基板表示) | E-NETコード(通信) | 名称 | |||
E00 | 4115 | 電源動機信号異常 | 電源投入時に電源周波数が判定できない(電源周波数の検出ができないためファン制御ができない) | 電源異常 | 電源端子台の電圧チェック |
ヒューズ切れ | メイン基板へのヒューズF1、F2、F8が切れていないかチェックメイン基板へのヒューズF01が切れていないかチェック | ||||
配線不良 | メイン基板コネクタcn20の1.3番ピン間電圧チェック電源電圧(AC200V)と同等でなければCN20配線不良 | ||||
メイン基板不良 | 上記がすべて正常であり異常が継続していればメイン基板不良 | ||||
E02 | 差圧起動防止保護 | 定速圧縮機起動時に高低圧圧力差が大きい場合、起動を遅延します(最大3分間) | 操作弁類の操作不良 | 操作弁類の全開を確認 | |
ショートサイクル運転 | 吸込み空気温度の確認 | ||||
熱交換器の汚れ | 熱交の汚れを確認 | ||||
ファンモータ不良 | ファンモータの点検 | ||||
ファンモータコネクタ抜け | ファンモータコネクタの差込確認 | ||||
圧力センサ不良 | (「設計・工事・サービスマニュアル」参照) | ||||
メイン基板の圧力センサ入力回路異常 | センサの取り込圧力をディップスイッチ表示機能により確認 | ||||
圧力開閉器のコネクタ抜け | 圧力開閉器のコネクタの差込確認 | ||||
冷媒量過多 | 運転中の高圧圧力確認 | ||||
E05 1E05 2E05 3E05 | 1102 1202 | 吐出昇温防止保護作動(各圧縮機毎に判定)(TH1-112,13) | (1)運転中にサーミスタ<吐出管 温度>が135℃を検知すると、ユニットを一旦停止し、3分再起動モードとなり、3分後に再起動する。この時メモリに異常コードを記憶する。 (2)ユニット停止から30分以内に再度135℃以上を検知する ことを2回繰り返すと、異常停止し、異常コードを表示するこの時メモリに異常コードを記憶する。 (3)ユニット停止から30分以内に135℃以上を検知した場合は1回目の検知となり上記(1)と同一の動作となる。 (4)運転中にサーミスタ<吐出管 温度>が120℃以上を30分間積算して検知すると異常停止し、異常コードを表示する。 (5)120℃以上の積算タイマは120℃を超えることが24時間 なければクリアされる。 (6)サーミスタ(吐出管温度)とは別に、温度開閉器「吐出」(135℃)が作動した場合異常停止し、異常コードを表示す る。この時メモリに異常コードを記憶する。 | ガス漏れ、ガス不足 | サイトグラス確認 冷媒の追加 |
過負荷運転 | 運転データの確認 吸入ガス温度の確認 | ||||
インジェクション回路の作動確認 | LEV1の作動確認 LEV1 ・液噴射弁出口の温度確認(LEV1開度固定モード使用)電磁弁(インジェクション)の動作確認 | ||||
操作弁類の操作不良 | 操作弁類の全開を確認 | ||||
ファンモータ不良 ファンコン不良 | ファンモータの点検 ファンコン出力値と出力電圧の確認 | ||||
高低圧間のガス漏れ | 電磁弁(バイパス)21R5前後の配管温度確認 | ||||
サーミスタ(吐出管温度)不良 | センサの取込み温度をディップスイッチ表示機能により確認サーミスタの抵抗値確認 | ||||
制御基板のサーミスタ吐出管温度入力回路異常 | 同上 |