室内ユニットの故障診断表 | ||||
●デジタル表示または運転ランプ点滅により故障箇所を推測する機能です。 1回、8~12回点滅はありません。 | ||||
デジタル表示 | 運転ランプ | 故障モード | 検出方法 | 現象 |
点灯 | 0.5秒ごとに連続して点滅 | 誤配線異常停止 | 応急運転スイッチまたは、リモコンの[運転入/切]ボタンを押し52Cリレーが初めてONした時に、室外ユニットからのシリアル信号を5秒の間に特定回数受信できなかった時。 | 室外ユニット運転せず |
1 | シリアル信号異常停止 | 運転中に室外ユニットの信号を送信してから3分間、室外ユニットからの信号を受信できなかった時。 | ||
2 | 2回点滅.2.5秒消灯 | 室内サーミスター系異常停止 | 主管温サーミスター・補助管温サーミスター、室温サーミスターのいずれかがショートまたはオープンした時 | 室外ユニット運転せず 室内ユニット運転せず |
3 | 3回点滅.2.5秒消灯 | 室内フアンモーター系異常停止 | 室内ファンモーターの回転速度フィードバック信号を検出することができなかった時。 | |
4 | 4回点滅.2.5秒消灯 | 室内制御系異常停止 | 不揮発性メモリからのデータが正常に読み込めない時。 | |
5 | 5回点滅.2.5秒消灯 | 室外パワー系異常停止 | 圧縮機起動開始から1分以内の過電流保護停止が連続3回発生した場合。または、圧縮機の起動失敗保護停止による再起動に24回失敗した場合。 | |
6 | 6回点滅.2.5秒消灯 | 室外サーミスター系異常停止 | 圧縮機運転中にサーミスターがショートまたはオープンした時。 | |
7 | 7回点滅.2.5秒消灯 | 室外制御系異常停止 | 不揮発性メモリからのデータが正常に読み込めない場合、停止する。 | |
13 | 13回点滅.2.5秒消灯 | 異電源投入異常停止200V機種のみ | 電源電圧がAC100Vの時。 | |
14 | 14回点滅.2.5秒消灯 | その他の室外異常 | バルブ閉保護停止、四方弁切替え異常停止または、上記以外の室外異常を検知した時。 | |
FL | 全てのランプが同時に連続点滅 | 上下フラップが正しく取付けられていない | 上下フラップのリミットスイッチが導通していない時。 | 室外ユニット運転せず 室内ユニット運転せず |
CL | 体感温度モニターが「CL」と連続点滅 | エアフィルターが正しく取付けられていない | おそうじメカリミットスイッチが導通していない時。 | おそうじメカ運転せず |
dC | 体感温度モニターが「dC」と連続点滅 | ダストボックスお手入れ時間 | 冷房、暖房などの積算運転時間が約2万時間超えた時。 | その他 |
無し | スマートアイランプ「 」が連続点滅 | スマートアイ又はムーブアイの異常 | スマートアイ又はムーブアイが通信エラーをした時。 | |
FC | フィルターおそうじメカ自動運転を解除した場合、手動清掃をせずに運転積算時間が約50時間経過すると運転開始時と停止時に点灯します。 | |||
Lo | 体感温度が7.5℃以下の場合 | |||
Hi | 体感温度が37.5℃以上の場合 |
ルームエアコン・インバータ制御基板のLEDモニター表 | |||
LEDの表示 | 故障モード | 検出方法 | 現象 |
1回点滅、0.5秒 2.5秒消灯 | 室外パワー系異常停止 | 圧縮機起動から1分以内の過電流保護停止が連続3回発生した場合、または圧縮機の起動失敗保護停止による再起動に24回失敗した場合。 | 室外機運転せず |
室外サーミスター系異常停止 | 圧縮機運転中にサーミスターがショートまたはオープンした場合、圧縮機を停止する。 | ||
室外制御系異常停止 | 不揮発性メモリのデータが正常に読み込めない場合に停止する。電源電圧または母線電圧が検出できない場合に停止する。 | ||
6回点滅、2.5秒消灯 | シリアル信号異常停止 | 室内機と3分間正常通信ができない場合、シリアル信号異常とする。 | |
9回点滅、2.5秒消灯 | 異電圧印加異常 | 200V機種に100V電源が接続された場合、室外機は運転しない。 | |
11回点滅、2.5秒消灯 | バルブ閉保護停止 | 圧縮機電流によりバルブ閉状態を検出する。 | |
2回点滅、2.5秒消灯 | 過電流保護停止 | パワーモジュールに過大な電流が流れた場合、圧縮機の運転を停止し、3分後再起動する。圧縮機起動後10秒以内に発生した場合は、15秒後に再起動を行う。(最大24回) | 「室外機が運転停止し、3分間経過後再運転 する」を繰り返す |
3回点滅、2.5秒消灯 | 吐出温過昇保護停止 | 吐出温サーミスターの検出温度が116℃以上になった場合に圧縮機の運転を停止、3分後再起動する。(復帰は吐出温サーミスターの温度が100℃以下になった場合) | |
4回点滅、2.5秒消灯 | ファン温/基板温サーミスター過昇保護停止 | インバータヒートシンク上のサーミスター温度が約75℃以上になった場合、または基板温サーミスター温度が約75℃以上になった場合、圧縮機の運転を停止し3分後再起動する。 | |
5回点滅、2.5秒消灯 | 高圧過昇保護停止 | 暖房の場合は室内機の冷媒配管の温度が70℃以上になった場合。冷房の場合は霜取温サーミスターの温度が70℃以上になった場合。 | |
8回点滅、2.5秒消灯 | 圧縮機同期異常停止 | 圧縮機電流の歪み量により検出する。 | |
10回点滅、2.5秒消灯 | 室外機ファン保護停止 | ファン起動30秒以内のファン異常停止が連続3回発生した場合。 | |
12回点滅、2.5秒消灯 | 圧縮機相電流保護停止 | 圧縮機の相電流が正常に検出されない場合。 | |
13回点滅、2.5秒消灯 | 母線電圧検出保護停止 | インバーター回路の直流電圧が正常に検出されない場合。 | |
16回点滅、2.5秒消灯 | 四方弁切替え異常停止 | 四方弁が正常に切替わらなかった場合 | |
1回点滅、0.5秒 2.5秒消灯 | 電流保護 周波数低下 | コンセント電流が ZXV223、ZXV253、ZXV283、ZXV363、ZXV563Sは約14A、ZXV283S、ZXV363Sは約9A、ZXV403Sは約11A、ZXV633S、ZXV713S、ZXV803Sは約16Aを超えた場合、圧縮機周波数を下げる。 | 室外機は運転する |
3回点滅、2.5秒消灯 | 高圧保護周波数低下 | 暖房運転時に冷媒配管の温度が55℃を超えた場合、圧縮機周波数を下げる。 | |
冷房霜取り 周波数低下 | 冷房運転時に管温サーミスターの温度が8℃以下になった場合に圧縮機の運転周波数を下げる。 | ||
4回点滅、2.5秒消灯 | 吐出温度保護周波数低下 | 吐出サーミスターの温度が111℃を超えた場合、圧縮機の運転周波数を下げる。 | |
5回点滅、2.5秒消灯 | 外気温サーミスター保護運転 | 外気温サーミスターがショートまたはオープンした場合に外気温サーミスターなしで保護運転を行う | |
7回点滅、2.5秒消灯 | 吐出温低下保護 | 低吐出温状態50℃以下が20分続いた場合。 | |
8回点滅、2.5秒消灯 | コンバータ保護停止 | パワーモジュールに過電流が流れた場合、または母線電圧が過電圧保護レベルまで上昇した場合に、コンバータ制御を停止する。 | |
9回点滅、2.5秒消灯 | インバーターチェックモード | 圧縮機接続コネクターがはずれている場合、インバーターチェックモードに入ります。 |