チェック コード | 症 状 | 故障の内容と判定方法 | 点検箇所 |
00 01 02 03 | 運転ランプ5Hz点滅運転ランプ・タイマー点滅運転ランプ点滅運転・タイマー・空清点滅 | 大分類 室内機の故障大分類 室内・室外の通信異常大分類 室外機の故障大分類 運転途中で故障 | |
04 | 運転・タイマーランプ点滅 ・室外機運転しない | 室外機からのリターンシリアル信号が無い 1.室外機SLコネクタ①・②に電源電圧があり、 ②・③にリターン信号が無ければ室外機不良 2.①・②に電源電圧が出なければ室内基板不良 3.100V誤印加(200V機種) | 1.室外基板交換 2.室内基板不良 3.室内機温度ヒューズ断線 4.渡り配線誤接続 5.渡り配線途中接続リーク 6.コンプサーモ中継コネクタ 外れがないかチェック(塔 載機種) |
05 | 運転・タイマーランプ点滅 ・室外機運転しない | 室内機よりシリアル信号が室外機に来ない ・SLコネクタの②・③のリターン信号をチェック | 1.信号が無い:室外基板交換 2.信号がある:室内基板交換 |
07 | 運転・タイマーランプ・空清 チェックランプ点滅 ・運転途中より室外機停止 | 1.運転途中でリターンシリアル信号回路故障 ① 渡り線配線不十分 ② ガス不足によりコンプサーモ動作 2.SLコネクタの温度ヒューズ(溶断) | 1.室外基板 2.渡り線 3.ガスリーク 4.サイクル詰まり 5.04が表示される |
08 | 運転ランプ点滅なし | 室外機への冷房・暖房運転指令に対して室内熱交 (Tc)センサ検知が逆(例:冷房運転で温度上昇) 1.四方弁不良 | 1.四方弁交換 |
0b | 冷房の時に室外機回らない室内 ファン回る(天カセタイプの み) | フロートSWの溢水検知 1.ドレンポンプ動作確認 2.ドレン皿の汚れ確認 3.ドレン詰まり | 1.フロートSW交換 2.ドレンポンプ交換 3.ドレン皿汚れ清掃 |
0C | 運転ランプ5Hz点滅 運転継続 | 1.室温(Ta)センサーのショートあるいは断線 ・ 室温(Ta)センサー抵抗値確認 (25℃の時10KΩ) 2.室内メイン基板の不具合 | 1.室温(Ta)センサー交換 2.(Ta)センサーの抵抗値 OKならば室内制御基板交換 |
0d | 運転ランプ5Hz点滅 運転継続 | 1.室内熱交(Tc)センサーのショート,あるいは 断線またはマイグレーション ・室内熱交(Tc)センサー抵抗値 確認(25℃の時10KΩ) 2.室内メイン基板の不具合 | 1.熱交(Tc)センサー交換 2.(Tc)センサーの抵抗値 OKならば室内制御基板交換 |
0E | 運転ランプ点滅なし | 1.明るさサーチセンサー又はニオイセンサーのシ ョータ又は断線 2.受光基板組立又は表示基板組立の不具合 | 1.センサー搭載基板交換 |
0F | 運転ランプ点滅なし | 1.サブクール熱交(Tcj)にショートあるいは 断線またはマイグレーション 2.ツイン輻射センサーのショ-トあるいは 断線 3.室内メイン基板の不具合 | 1.Tcjセンサ交換 2.ツイン輻射センサ交換 3.室内基板交換(センサー非 搭載機種の場合はエラー発生 しても無視) |
10 | 運転ランプ5Hz点滅 全停止でリモコン受付しない | 200V誤印加(100V機種) ・電源電圧チェック | 1.電源電圧100Vに変更 |
11 | 運転ランプ5Hz点滅 ファン回らない ファン5秒位まわるが、停止する | 1.室内ファンのロックまたはファン回路の異常 ① 室内ファンを手で廻し、スムースに回るかどう か確認巻き線抵抗値チェック ② 巻き線抵抗値チェック 2.室内メイン基板の不良 | 1.室内ファンモーター交換 2.ファンモーターOKならば 室内基板交換 |
12 13 | 運転ランプ点滅5Hz点滅 ・全停止 運転ランプ点滅なし | その他室内基板不良 1.室内基板チェック 室外機運転指令出したが室内熱交換器の温度変化が無い | 1.室内メイン基板交換 2.ガス無し 3.パックドバルブ閉めたまま 4.他エラー同時発生時は無視 |
14 | 運転・空清チェックランプ点滅 ・室外機通電されると一瞬ファ ンが動き、停止する。これを 2分30秒間隔で3~4回、ト ライ後エラー発生する | 室外機過電流保護回路動作 | 1.室外基板交換 |
チェック コード | 症 状 | 故障の内容と判定方法 | 点検箇所 |
16 | 運転ランプ5Hz点滅 | コンプレッサ巻線間ショート 1.コンプレサの3Pコネクタ外して外ファンのみ 回ればコンプレッサ不良 ・回らなければ基板 2.コンプレッサの巻き線抵抗チェック | 1.室外基板交換 2.コンプレッサ交換 |
17 | 運転ランプ5Hz点滅 ・運転中にコンプ回転数が徐々 に下がり最小回転数まで下が り停止 | 電流検出回路の異常 | 1.室外基板交換 2.三相機種の場合は相入替 |
18 | 運転ランプ5Hz点滅 ・暖房時、センサ異常があった とき全停止 | 1.暖房時室外熱交(Te)センサの外れ 断線あるいはショート 2.吸い込みセンサ(Ts)センサの外れ 断線あるいはショート | 1.Teセンサ交換 2.Tsセンサ交換 3.室外基板交換 |
19 | 運転ランプ点滅 | 1.吐出温度(Td)センサ断線あるいはショート 2.吐出温度(Td)センサチェック (25℃の時50KΩ) | 1.Tdセンサ交換 2.室外基板交換 |
1A | 運転ランプ5Hz点滅 ・異常が確定した時点で全停止 | 室外ファン駆動部過電流保護回路動作 1.室外ファンモーターチェック | 1.室外基板交換 2.室外ファンモーター交換 |
1b | 運転ランプ点滅なし | 室外熱交(Te)センサの外れ、断線あるいはショート | 1.Teセンサ交換 2.室外基板交換 |
1C | 運転ランプ点滅 ・リモコンのボタンを押して運 転ON後、異常が確定した時 点で全停止 | 1.コンプレッサ駆動回路異常 ① コンプレサの3Pコネクタ外して外ファンのみ 回ればコンプレッサ不良 ・回 らなければ基板 ② コンプレサの巻線抵抗チェック 2.電源電圧の降下 3.インバータ出力電圧判定 | 1.室外基板交換 2.コンプレッサ交換 3.電源電圧を測定し定格±10%以内であることを確認 |
1d | 運転・タイマーランプ点滅 | コンプレッサロック ・インバーター出力電圧チェック出力電圧OKなら ばコンプレッサ出力電圧NGならば室外基板 | 1.室外基板交換 2.コンプレッサ交換 |
1E | 運転・タイマーランプ点滅 | 吐出温度が117℃を超えたと判断し、停止した。 1.冷凍サイクル詰まりチェック 2.ガス不足チェック 3.電子膨張弁の判定 | 1.室外基板交換 2.電子膨張弁不具合 3.Teセンサホルダから外れ |
1F | 運転・タイマーランプ点滅 | コンプレッサブレークダウン 1.電源電圧チェック 2.冷凍サイクル過負荷 3.コンプレサの巻線抵抗チェック | 1.室外基板交換 2.コンプレッサ 3.電源電圧改善 |
20 | 運転ランプ・タイマーランプ 5Hz点滅 ・全停止 | 気液分離用二方弁の動作不良 1.気液分離用二方弁の判定 2.室内熱交センサ(Tc)ホルダーからの外れ 3.室外基板のチェック | 1.気液分離用二方弁 2.室内熱交センサの挿入確認 3.1,2がOKの時は室外基板 |
24 | 運転ランプ5Hz点滅 全停止でリモコン受付しない (運転開始1分後) | MCU間通信の不具合 1.室内基板・コネクタチェック | 1.室内電源基板交換 2.室内制御基板交換 |
25 | 運転ランプ5Hz点滅 | 換気ファンモーターロック 1.換気ファンモーター回転確認 | 1.換気ファンモーター交換 2.換気ファンモータOKなら 室内基板交換 |
26 | 運転ランプ点滅なし | アクティブ人サーチセンサ又はホコリセンサーのシ ョートまたは断線 | 1.ホコリセンサー交換 2.表示基板交換 |
27 | ランプ点滅なし | 1.ペルチェ素子の絶縁不良 | 1.ピコイオンユニット組立交換 |
28 | ランプ点滅なし | 1.お天気サーチセンサーのショートまたは断線2.受光基板組立の不具合 | 1.受光基板組立交換 |